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写真 ニュースの瞬間を伝えます
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2001年の春、1頭のクジラが長崎の港に迷い込んだ出来事があり、次のような記事と写真が新聞に掲載されました。 ◆春の海に大きな迷子、クジラ元気に沖へ
同日午後零時半ごろ、同町の弁天白浜海水浴場付近で、釣りに来ていた男性が網に掛かったクジラを発見、近くの交番に通報した。 午後1時、現場に最初に駆け付けたのは、クジラが掛かった定置網の所有者で同市手熊町の漁業、青山勝則さん(61)。漁船からの観察でクジラの尾ひれや胴体が網に複雑に絡まっていることが分かり、県や福田漁協の関係者3人の協力を得て2隻の漁船上からクジラの胴体にからまった網をほどいたり、切ったりして救出に成功。クジラは網から逃れた瞬間「プシュ−」と潮を吹き、元気に泳いで行った。 長崎大水産学部の竹村暘教授(海洋資源動態科学)らは、頭部に黒い突起が複数あることや、尾ひれの形状などからザトウクジラと断定。 (2001年3月17日掲載)
クジラ救出作戦の現場にかけつけ、写真を撮ったのは、写真部の柿本忠史記者です。柿本記者が当時の様子を紹介します。
現場に向かい、漁師の方の協力で船を出していただき、網に近寄りました。クジラのそばまで行くことができたので、すぐにカメラを構えました。クジラは水中に潜ったかと思えば、頭やひれを出し、「シュー」と潮をはく動作を繰り返します。クジラの動きに注意してシャッターを切りました。 写真で注意することは、ニュースが読者に伝わるような写真。みんなの中にも、写真を見て「何だろう」と思い、記事を読む人は多いと思います。特に今回のクジラや、スポーツのように、動きのあるものを撮るときには、読者の目に飛び込むような迫力のある写真を心がけます。 右の写真は網から出たクジラが沖の方へ帰っていくところです。クジラの大きさや勢いよく帰っていく様子が伝わるよう気をつけました。約2時間、写真を撮り続けていたので、「本当によかった。今度は迷い込むなよ」と思いました。
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