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「県活性化を」 跡地活用懇話会が知事に提言書

 県庁舎が移転した場合の現在地の跡地活用案について、さまざまな分野から選ばれた委員が議論した県県庁舎跡地活用懇話会(会長=片岡力・元長崎国際大教授)は29日、「新たな活用策を県全体の活性化につなげることが県の責務」などとする提言書を金子原二郎知事に提出した。

 提言書は185ページからなる。「基本的な方向」として▽集い、交流を通じて新しい魅力や価値を創造する場▽歴史性への配慮▽都市核としての象徴性▽周辺との調和と波及効果−をすべて満たすべきとした。その上で「期待される活用方法」として▽芸術・文化の新たな創造発信拠点▽魅力や価値の体験・学習の場▽歴史・文化を実感できる空間−と明記した。

 片岡会長から提言書を受け取った金子知事は「提言を重く受け止めてほしいという気持ちで次の知事に引き継ぐ」と述べた。

 金子知事はこの日受けた提言と、2月中にまとめる方針の県庁舎整備基本構想案を県議会に提示したい考え。しかし知事選の立候補予定者の中には魚市跡地への移転・新築を再検討する考えもあり、跡地活用を含めて選挙の結果が今後の流れに影響しそうだ。


2010年1月30日長崎新聞掲載
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