未認定患者の実態調査拡大 五島市が支援行動計画を発表
五島市は6日、カネミ油症の未認定患者の実態調査を広げることなどを盛り込んだ本年度の「カネミ油症被害者に対する支援行動計画」を発表した。
市は昨年度、認定患者のいる約150世帯を対象に、家族内で未認定患者がいないかなどを調査。本年度計画では、さらに情報を収集し未認定患者に直接、汚染油の摂取状況や健康状態を聞き取り、結果を県に提供する。未認定患者の情報は、市健康政策課(電0959・74・5831)で受け付ける。
一方、6月以降に九州大病院油症ダイオキシン研究診療センターから油症担当の看護師1人が市に派遣される予定で、すでに派遣されているメディカルソーシャルワーカーとともに患者の相談に応じたり、検診を呼び掛ける態勢をつくる。
このほか、加害企業カネミ倉庫が医療費を負担するため発行している油症受療券について、利用できる医療機関の拡大を同社に要請する点も明記。患者組織の活動費助成なども盛り込んだ。
2010年4月7日長崎新聞掲載
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