あすカネミ油症大集会 患者と大学生が被害実相「対話」で訴え

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カネミ油症集会での「対話」に向けて下田さん(左手前)と打ち合わせをする大学生=諫早市、長崎ウエスレヤン大
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カネミ油症事件について考える「カネミ油症 被害者の救済を求めて! ナガサキ大集会」が24日午後2時、長崎市平野町の長崎原爆資料館で開かれる。メーンとなる「カネミ油症とは何ですか?」と題した油症患者と大学生の対話では、油症の写真など数十枚をスクリーンに映しながら進行し、事件を知らない人にも分かりやすい構成にするという。
抜本的な救済法案が今国会に提出される動きがあり、法案成立の流れを加速させようと被害者や支援者らが企画。患者と学生の対話は、諫早市在住の油症患者、下田順子さん(48)と長崎ウエスレヤン大4年の内野絹子さん、同2年の寺井誠さんと平田麻莉子さんが登壇。食用油への有害物質の混入、裁判で国の責任が問われたダーク油事件、認定制度、次世代被害などについて学生が尋ね、下田さんは自身の経験を織り交ぜながら答える予定。
「被害者の訴え」では、長崎原爆で被爆した後、油症に罹患(りかん)した二重苦の認定患者や、五島市の未認定患者ら計5人が、現在まで続く被害と人権侵害を語る。中尾郁子五島市長、小川博文全国被爆体験者協議会長らのあいさつや弁護士の報告もある。
下田さんは「被害者が41年間救済もなく、苦しみと不安の中で暮らしていることを県民に理解してもらいたい」と話している。
2010年1月23日長崎新聞掲載
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