カネミ油症を追う

民主議員と弁護士ら救済法立法作業へ 会期後半提出見通し

 通常国会でカネミ油症被害者の抜本的な救済法案を提出する意向の民主党の犬塚直史参院議員(長崎選挙区)は16日、同党の福田衣里子衆院議員(長崎2区)や参議院法制局、被害者を支援する保田行雄弁護士(東京)らと合同で今後、具体的な立法作業に入る考えを示した。

 長崎市内であった「カネミ油症 被害者の救済を求めて! ナガサキ大集会」実行委の会合で述べた。救済法案策定に向け、保田弁護士らカネミ油症新認定訴訟弁護団は17日に同市内で会議を開き、民主党が野党時代に国会に提出し廃案となった「ダイオキシン類に係る健康被害の救済に関する法律案」をはじめアスベスト、肝炎、水俣、原爆などの被害者救済制度を参考に法案骨子を検討。これをたたき台として国会議員らと内容を詰めていく方針だ。

 犬塚議員によると、閣法か議員立法かは未定。提出時期は「今後どう進むのか見えにくい」とした上で、会期後半との見通しを示し「被害者はいわれなき苦しみを味わっている。立法作業を急ぐ」と話した。


2010年1月17日長崎新聞掲載


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