カネミ検診始まる 93人が受診、きょう五島・奈留でも

| |
問診を受ける患者(左)=五島市、玉之浦診療所
|
【五島】カネミ油症患者の検診が18日、五島市玉之浦町を皮切りに始まり、認定患者51人、未認定患者42人の計93人が受診した。厚生労働省が検診で認定された人を健康実態調査の対象に加えた昨年に比べ、受診者数は15人減少した。
県生活衛生課によると、国などから委託された県が毎年この時期に実施。19日に同市奈留町の市奈留保健センター、27日に長崎市滑石1丁目の県西彼保健所でも行われる。検診は11月26日まで1府10県で順次実施される。
検査項目は昨年と同様。油症の原因物質であるポリ塩化ビフェニール(PCB)やダイオキシン類のポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)などの血中濃度を測定したり、がんの有無、皮膚や骨密度の状態などを検査する。
この日、玉之浦町の玉之浦診療所では、朝から患者が相次ぎ訪問。問診や心電図検査、血液検査などを受けていた。
PCDFは福岡県保健環境研究所、PCBなどは長崎県環境保健研究センターで解析。未認定患者についてはデータをそろえ、県油症対策委員会が認定診査を実施。認定患者には検診結果を通知する。
2009年8月19日長崎新聞掲載
|