11人追加提訴へ カネミ油症新認定訴訟
【五島】カネミ油症の新認定患者がカネミ倉庫(北九州市)などに損害賠償を求め福岡地裁小倉支部で係争中の訴訟で、原告の患者側の保田行雄弁護士(東京)は15日、8月6日の次回口頭弁論に合わせて11人が追加提訴することを明らかにした。
保田弁護士によると、五島市の2人と広島県の9人。1次、2次提訴の36人と合わせて原告団は47人となり、これが最終的な原告数になるとの見方を示した。
五島市内で開いた患者との交流会で明らかにした。カネミ倉庫は反論書面を7月半ばに提出する意向を示していたが、保田弁護士は「まだ出ていない」と述べ「カネミ倉庫がどういう対応をしようが、原告側としては被害状況を中心に訴える」と強調。訴訟の進行方法については「原告一人一人の本人尋問を行いたい」と話した。
交流会には弁護団や患者ら約30人が出席。カネミ油症五島市の会の宿輪敏子事務局長は、患者救済を求める請願署名活動の輪を広げることを呼び掛けた。
この後、同会会員や弁護団は市役所に中尾市長を訪ね、署名活動への協力を要請。市長は快諾。市健康政策課長が会員らに既に各課に署名を要請したことを伝えた。
2009年7月16日長崎新聞掲載
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