カネミ油症を追う

ワークショップメンバーら五島市に要望 劇など大会後援を

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中尾市長に大会の後援を求める文書を提出する宿輪さん(右)=五島市役所
 【五島】カネミ油症被害者をモデルにした劇作りに取り組む「カネミ油症事件を考えるワークショップ」(主宰・宿輪敏子さん)のメンバーは13日、五島市役所に中尾市長を訪ね、10月10日に劇や食の安全に関する活動を発表する「食の安心・安全 豊かな五島市大会」について、市に後援を求める文書を提出した。

 同大会は油症事件を学び、食の安全を市民が考える契機とするほか、油症被害者への支援の輪も広げることが目的。油症被害者の実話に基づく劇や、食の安全に関する行政、学校の取り組みを発表し、安全な五島産の食材なども販売する。

 会場は、五島市の福江総合福祉保健センターを予定。開催日は、油症事件が発覚した日を選んだ。

 この日は宿輪さんら3人が訪問。宿輪さんは「カネミ油症を劇で伝える取り組みは初めてではないかと思う」と述べ、協力を求めた。中尾市長は「劇はみんなが受け取りやすいと思う」と述べ、協力に前向きな姿勢を示した。

 同市長は、油症被害者救済を求めて国に陳情する際に役立てようと、市として油症の症状や歴史などを伝える資料を作成する計画があることを明らかにした。


2009年7月14日長崎新聞掲載


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