カネミ油症を追う

福田議員が9月4日に被害者と面会 五島市の会、救済要望へ

 カネミ油症五島市の会は28日、五島市内で理事会を開き、9月4日に民主党の福田衣里子衆院議員(長崎2区)が油症被害者との面会のため来島することを宿輪敏子事務局長が報告。集会で早期救済を求めることを確認した。

 油症をめぐっては救済法案の提出が持ち越され、準備作業で中心的な役割を担っていた同党前参院議員の犬塚直史氏が参院選長崎選挙区で落選。被害者からは救済の行方に不安の声が上がっている。犬塚氏が油症問題を福田氏に引き継ぐ意向を示していたため、宿輪事務局長が福田氏に被害者との面会を要請していた。

 理事会では、集会で深刻な健康被害を訴え、医療費の無料化や健康管理手当の支給を含めた救済法の成立、不備が指摘される診断基準の改善などを要望することを確認。本県選出の民主党の国会議員が五島に来て被害実態の調査をするよう求めることも決めた。

 宿輪事務局長は救済の先行きについて「どうなるのか希望が見えない」と述べ「福田先生に被害実態と私たちが求める救済の中身をきちっと理解してもらいたい」と話している。


2010年8月29日長崎新聞掲載


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