カネミ油症を追う

五島市にカネミ油症担当看護師を配置 九大研究診療センター

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中尾市長から辞令を受け取る佐々木さん(右)=五島市役所
 九州大病院油症ダイオキシン研究診療センター(福岡市、古江増隆センター長)は、カネミ油症患者の相談業務などに携わる看護師1人を1日付で初めて五島市に配置。市は3日、市技術職員の併任辞令を交付した。任期は3年。

 配置されたのは五島市吉久木町の佐々木貴久美さん(30)。同市出身で福岡市の病院などで通算約7年間、看護師として働いた経験を持つ。同センターが採用、五島市健康政策課を拠点に働くため市職員併任とした。

 佐々木さんはすでに配置されている油症担当のメディカルソーシャルワーカー谷尾恵子さんと協力し、患者の相談業務や精神面のケア、五島中央病院の油症外来に出向く患者の付き添いなどに取り組む。

 市役所で中尾郁子市長と九州大病院総務課の田邉圭二課長補佐が佐々木さんに辞令をそれぞれ交付。市長は「なかなか医学が証明できない健康被害がある。複雑なのでよく勉強を」と激励。佐々木さんは「油症を調べ、力になれればと思った。患者の生の声を聞き、必要なケアに結び付けていきたい」と語った。


2010年8月4日長崎新聞掲載


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