カネミ検診始まる 五島・玉之浦で90人受診
カネミ油症患者の検診が27日、五島市玉之浦町を皮切りに始まり、認定患者50人、未認定患者40人の計90人が受診した。
県生活衛生課によると、国から委託された県が毎年夏に実施。28日に同市奈留町の市奈留保健センター、8月18日に長崎市滑石1丁目の県西彼保健所でも検診がある。
11月までに1府10県で順次実施される。
検診では油症の原因物質ポリ塩化ビフェニール(PCB)、ダイオキシン類のポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)の血中濃度を測定し、皮膚や骨密度なども調べる。
玉之浦町の玉之浦診療所では朝から患者が相次ぎ訪れ、問診や血液検査などを受けた。
PCDFは福岡県保健環境研究所、PCBなどは長崎県環境保健研究センターで解析。未認定患者については検診データを基に県油症対策委員会が認定診査をし、認定患者には検診結果を通知する。
県は今年の検診について未認定患者の実態調査で所在確認が進んだことなどから、昨年を105人上回る569人に事前に検診案内通知を出した。
2010年7月28日長崎新聞掲載
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