被害者ら救済法案の早期成立要望 民主議員、次期国会提出に前向き
民主党の議員らが今国会に提出を検討してきたカネミ油症被害者の救済法案について会期末(16日)までの成立が困難となったことを受け、県内の被害者らが2日上京し、関係の国会議員らに法案の早期成立を要望した。
カネミ油症五島市の会の矢口哲雄会長や宿輪敏子事務局長らが参議院議員会館で、民主党前筆頭副幹事長の高嶋良充参院議員らと面会。同党の犬塚直史参院議員(長崎選挙区)、福田衣里子衆院議員(長崎2区)が同席した。
出席者によると、高嶋議員は、鳩山由紀夫首相の辞意表明などを踏まえ、▽次期国会での法案成立へ向けた取り組みを新執行部に引き継ぐ▽超党派の議員立法で救済を目指す−など前向きな考えを示したという。
宿輪事務局長は「今国会で成立が無理になったと聞いて、何で、なぜできないのか、と思った。カネミ油症に対する理解が薄い。高嶋議員からは力強い言葉をもらった。次につなげてくれると信じている」と期待を寄せた。
2010年6月3日長崎新聞掲載
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