カネミ油症を追う

五島市の会が救済法成立求め決議案 29日総会、採択へ

 カネミ油症五島市の会(矢口哲雄会長)は24日、五島市内で理事会を開き、油症被害者救済法の今国会での成立を求める決議案を29日に開く総会に提出することを決めた。決議案が採択されれば、国や加害企業のカネミ倉庫(北九州市)などに送付する方針。

 油症をめぐっては、本県選出で民主党の犬塚直史参院議員らが救済法案の提出に向け準備している。

 決議案は国、ポリ塩化ビフェニール(PCB)などに汚染した食用油を製造販売したカネミ倉庫、PCBを製造販売したカネカ(大阪市)に医療費や生活補償費の支給を求める内容。国が主体となって法的根拠のある認定手続きを確立することや、治療法の研究開発、油症専門医師の養成も求めている。

 本年度の活動計画案もまとめた。国が3月末に公表した認定患者対象の健康実態調査結果が中途半端だとしてさらなる分析を求め、カネミ倉庫に治療費拡充を働き掛けることなどを盛り込んだ。

 29日の総会には犬塚議員も出席する予定。


2010年4月25日長崎新聞掲載


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