患者の下田さん招き講演会 18日、長崎ウエスレヤン大
カネミ油症に関する講演会が18日午後2時、諫早市栄田町の長崎ウエスレヤン大A301教室である。同市在住の油症患者、下田順子さん(48)が「沈黙を破って−カネミ油症被害を語り始めるまで」と題し講話。市民、学生の参加を広く呼び掛けている。
同大の内村公義教授が主宰する「諫早 大村 生と死を考える会」の第15回例会。生、死、終末期の問題などを日常的に考えようと2007年10月、発足し、2カ月に1度程度、定例会を開いている。
下田さんは、国が3月末に発表した油症認定患者の健康実態調査結果も踏まえながら、隠れた被害実態や実名公表して被害を語るまでの葛藤(かっとう)を話す。
内村教授は「苦しみが大きいほど、人は沈黙に閉じこもらざるを得なくなる。傷を語り出すまでにどんな道のりがあり、語り始めてどんな世界が開けるのか。油症の42年間を通し、考え合いたい」としている。
会費200円。学生無料。問い合わせは同大企画広報課(電0957・26・1234)。
2010年4月15日長崎新聞掲載
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