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石木ダム建設問題
佐世保の水問題考えよう 建設賛否の市議招きシンポ
石木ダム問題について議論する市岡氏(右)、山下氏=させぼ市民活動交流プラザ
【佐世保】県と佐世保市が東彼川棚町に計画している石木ダム建設で、事業推進、反対双方の市議を招いた「『水』シンポジウム」が24日、佐世保市戸尾町のさせぼ市民活動交流プラザで開かれた。将来の水需要や、水道料金の値上げについて活発に意見が交わされた。
水問題に関する論点を広く市民で共有しようと「佐世保の未来を考える市民の会」(浦元子代表)が昨年11月に続いて企画し2回目。推進派は、市議会水資源確保対策特別委員会委員長の市岡博道議員(自民市民会議)、反対派は同特別委委員の山下千秋議員(共産)。約25人が参加した。
将来の水需要について、市岡氏は「人口減少は否定しないが、核家族化などで世帯数は増える」としてダム建設の必要性を示した。これに対し、山下氏は「人口減少や経済状況から、水の需要は減っていくとみるのが妥当だ」と指摘。
市議会が水道料金を新年度から19・68%値上げすると議決したことについて、市岡氏は「2年後には市水道局が再建団体に陥り、利水を含めた新規事業ができなくなる恐れがあった」と議決した背景を説明。山下氏は「再建団体になる恐れがあるならば、ダムのような大型事業をするべきではない」と批判した。
会場からの質疑応答もあり、市民からは「市水道局は、なぜ経営が悪化するまで問題解決しなかったのか」と、市の対応を疑問視する声が相次いだ。
2010年1月25日長崎新聞掲載
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