再発見! ハウステンボス
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壁画の間
ドーム形で日本最大級 平和への願いテロを超え
壁画の間

 テーマは「反戦平和」。高さ19メートル、幅11メートル、キャンバスの面積は825平方メートルという日本最大級のドーム形壁画です。

 制作に当たったのはオランダの現代アーティスト、ロブ・スフォルテと延べ40人のアシスタントです。

 設定は少年の夢。17世紀から現代までの戦争の様子を描きながら、過ちを繰り返す人間の愚かさを伝えています。

 1991年11月に制作を始めたのですが、94年に事件が起きました。クリスマス休暇で帰郷していたスフォルテが爆弾テロに遭い、両足を失ったのです。意識が戻った瞬間、妻に尋ねました。「手はあるか」と。「あるわよ」と答えると、気丈にも「じゃあ絵は描ける」と言ったそうです。

 車いす姿で再来日したスフォルテは、その後も精力的に描き続け、95年11月に大作を完成させました。

(ガイドはハウステンボス美術館・博物館館長代理の安田恭子さん)

【編注】本紙にはハウステンボス優待券がついています。


2010年1月24日長崎新聞掲載

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