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長崎新聞文化章を受章した(左から)兼重護、兼松隆之、上川原紀人の3氏=長崎新聞文化ホール・アストピア
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文化や教育、平和、福祉など各界で本県の発展に功績を残した人を顕彰する「長崎新聞文化章」の贈呈式が22日、長崎市茂里町の長崎新聞文化ホール・アストピアであった。本年度の受章者は▽長崎大名誉教授で県文化財保護審議会長の兼重護氏(75)▽長崎市病院事業管理者病院局長で元長崎大医学部長の兼松隆之氏(66)▽日本歌人クラブ顧問で歌誌「あすなろ」代表の上川原紀人氏(81)−の3人=いずれも文化・教育部門=。
贈呈式では長崎新聞社の本村忠廣社長が「信念をもってわが道を進まれ、成果を還元しながら郷土とともに歩んでこられた功績をたたえたい」とあいさつ。表彰状と記念品を手渡した。
選考委員の片岡千鶴子長崎純心大学長は「東日本大震災からの復興など時局に鑑み、『地域振興』『地域再生』に視点を置いた」と報告。受章者を代表して上川原氏が「導いてくれた先達や支えてくれた皆さまの厚情に報いるため、これからも精進したい」と述べた。
兼重氏は美術史研究者として、県内文化財の保存や活用について助言・指導を続け、本県文化の向上に寄与。兼松氏は外科学発展や医学教育向上に力を注ぎ、日本外科学会会長時には長崎市での同学会定期学術集会の開催に尽力した。上川原氏は歌誌「あすなろ」に創刊から携わり全国の歌壇の振興に努める一方、「長崎日記」の題で歌を詠み続け、郷土愛を伝えている。
長崎新聞文化章は1955年に創設。受章者は通算181人。
2011年11月23日長崎新聞掲載
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