県民から見舞金を 在韓被爆者訴訟鄭さんの支援者らが募金呼び掛け
手続きに来日できないために被爆者健康手帳交付申請を県から却下された韓国人女性、鄭南壽(チョン・ナムスウ)さん(88)に、健康管理手当に代わる見舞金を県民からの寄付で届けようと、本県の支援者らが二十七日、長崎市中心部のアーケードで募金を呼び掛けた。
県は、手帳交付を命じた十日の長崎地裁判決を不服として控訴。一方で、「人道的措置」として、手帳がないため受給できていない過去の健康管理手当相当額を見舞金の形で給付することを提案したが、鄭さん側は「控訴審に影響を与えかねず、筋の通らない見舞金は受け取れない」として断った。
約十人が街頭で「県は控訴を取り下げるべきだ」などと訴え、寝たきりで療養中の鄭さんへの見舞金を募った。当面は、県が見舞金の目安にしていた七カ月分の健康管理手当相当額(約二十三万七千円)を目標に集め、来月中旬に訪韓して本人に手渡す予定。
問い合わせは在外被爆者支援連絡会(電095・822・5253)。
2008年11月28日長崎新聞掲載
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