支援者ら県庁で座り込みし抗議 在韓被爆者訴訟で県控訴
被爆者健康手帳交付申請の来日要件をめぐる訴訟で、寝たきりのため来日できない韓国人女性、鄭南壽(チョン・ナムスウ)さん(88)への手帳交付を命じた長崎地裁判決を不服として県が控訴したのに抗議し、鄭さんの支援者ら約三十人が十九日、長崎市の県庁正門前で座り込みをした。
「国から控訴すべきとの強い要請があった」とする県の対応に、在外被爆者支援連絡会の高實康稔共同代表(69)は「知事は被爆者をいじめているに等しい。国にお伺いを立てる行政を許してはいけない」と憤り、控訴の取り下げを求めた。座り込みでは、手帳が取得できない鄭さんに健康管理手当(月額三万三千八百円)に代わる見舞金を渡そうと協力を呼び掛けた。関係者が二十日に訪韓し、本人に手渡す予定。
2008年11月20日長崎新聞掲載
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