
2005年 原爆・平和連載企画
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=被爆60年=
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戦後六十年たっても悲惨な体験が消え去ることはない。証言する遺構も残る。県内の「戦争の記憶」を地方版で随時掲載する。(報道部・石田謙二) |
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=秋月振一郎の足跡=
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被爆者医療に献身し、長崎の反核平和運動をリードした長崎平和推進協会初代理事長の秋月辰一郎さん(89)が二十日、約十三年の闘病生活を経て静かに息を引き取った。自ら被爆者でありながら、精力的な行動で運動の礎を築いたその足跡をたどり、被爆地長崎の六十年とこれからを考える。 |
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=崔訴訟高裁判決へ=
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被爆者援護法に基づく健康管理手当と葬祭料の支給をめぐる二件の在韓被爆者訴訟、いわゆる崔(チェ)さん訴訟の控訴審判決が二十六日、福岡高裁で言い渡される。一審の長崎地裁は、最大の争点だった「来日要件」の不当性を明快に断じ原告の訴えを認めたが、被告の長崎市は国の要請に応じる形で控訴に踏み切った。手当申請時や死亡時に、被爆者本人が日本にいることが必要とされる「来日要件」。その是非を判断する初の高裁判決が迫る。(報道部・高比良由紀) |
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=高校生一万人署名の軌跡=
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核兵器廃絶を求める被爆地長崎の声を世界に届ける「高校生一万人署名活動」。被爆六十年の今夏、目標を上回る九万人もの署名が寄せられ、「高校生平和大使」が八月末、国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)に膨大な署名簿を届けた。核兵器廃絶を求める平和活動に新風を吹き込み、世界の高校生にもその輪を広げつつある中、これまでの軌跡を追い、今後の課題を探る。(報道部・高比良由紀) |
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中国や韓国で日本の歴史認識を批判する行動が相次ぎ、本県など九州の自衛隊員もイラクへ派遣された戦後六十年。今も「戦争」と向き合う人を追った。 |
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=60年目の被爆者=
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「原爆被害はパズルのようなもの。一人一人の証言が被害の全容を明らかにする」―。爆心地近くで閃光(せんこう)を浴びながら一命を取り留めた人、投下直後長崎に入り惨状を目にした人。そして長崎から離れた土地で被爆者の救護活動に従事した人。被爆者たちが目にした長崎を、「あの日」の場所からたどる。 |
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=「8・9」私の思い=
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「あの日」から六十年目の夏。古里を遠く離れて暮らす本県出身者にも原爆の悲惨な記憶と不戦の誓いは脈々と受け継がれている。感性豊かなまなざしで被爆地を見詰め直す人も少なくない。県外で平和へのメッセージを発信する著名な本県出身者に「8・9」に寄せる思いを聞いた。 |
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=ナガサキ再構築へ=
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「あの日」から六十回目の八月が巡ってくる。世界の核管理と核軍縮の在り方を検証する五月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議は何一つ答えを出せずに閉幕、核廃絶への道には暗雲が垂れ込めたままだ。被爆者たちが「最後の節目」と口にしてきたこの夏、被爆地長崎は、新たな決意と覚悟を迫られている。 |
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=被爆ノート英訳プロジェクト=
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被爆六十年を機に、長崎新聞社がスタートさせた「忘られぬあの日 被爆ノート」英訳プロジェクト。被爆者の体験記を中学、高校生が英訳し、インターネットで世界に発信する事業だ。参加校の応募動機や完成までの過程を追い、今を生きる子どもたちや教師が英語を通して、被爆体験の継承に挑む姿をリポートする。 |
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=碑巡り案内=
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原爆の惨状を語り継ぎ、平和を願う「慰霊碑」や「像」が、長崎原爆の爆心地近くに数多く残されている。「あの日」を生き延びた人たちが、奪われたさまざまな命に思いをはせる場所。それぞれの碑や像に込められた思いや願いをあらためて考える。 |
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=ストーン・ウオーク同行記=
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米中枢同時テロ犠牲者の遺族らが、原爆や戦争の犠牲者を悼む石碑を荷車に載せ、長崎市から一カ月間かけて広島市に運ぶ「ストーン・ウオーク」が二日、スタートした。平和への願いを共有しようと、長崎実行委(前川智子代表)の大学生や被爆者らが支援に奔走、応援の輪は県民に広がった。県内行程の四日間に同行し、関係者の姿を追った。 |
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=被爆体験者の行方=
| 長崎原爆の爆心地から半径十二キロ内で原爆に遭った「被爆体験者」への医療給付が、六月一日から見直される。給付対象の居住要件が「十二キロ内」から「県内」に拡大される一方で、被爆体験に起因する精神疾患と合併症を個人ごとに特定するなど、制度の後退を危惧(きぐ)する声が広がっている。(報道部・高比良由紀) |
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=NPT会議ニューヨーク報告=
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ニューヨークで開かれている核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせ、被爆地長崎から被爆者や市民約四十人が渡米した。「あの日」から今年で六十年。核兵器廃絶を願うナガサキの声は、核の超大国にどう届いたか。現地での表情を報告する。(報道部・田崎智博) |
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=憲法論議の中で=
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衆参両院の憲法調査会が四月、それぞれ最終報告書をまとめ、憲法改正をめぐる論議が加速してきた。戦争放棄をうたい、半世紀以上にわたり日本人の精神を支え続けた平和憲法。その理念を守るべきとする護憲の主張とともに、激動する国際社会に対応するための改憲の声も強まる。被爆地長崎は、平和の礎を築いた「九条」にどう向き合っているのか。県内の有識者、市民が今、憲法を語る。 |
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=NPT再検討会議の行方=
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世界の核管理と核軍縮の在り方を検証、議論する「核拡散防止条約(NPT)再検討会議」が五月二日、米・ニューヨークの国連本部で開幕する。二〇〇〇年の前回は、非核保有国の結束が「保有核兵器の完全廃棄を達成する明確な約束」を結実させたが、その合意は見るべき前進のないまま五年が過ぎた。被爆六十年の節目の年、被爆地長崎の願う核兵器廃絶に向け、世界はどう動くか。再検討会議の行方を探る。(報道部・田崎智博) |
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=NPT再検討会議を前に=
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核軍縮の行方を占うNPT再検討会議の開幕まで、二十日足らずとなった。会議に合わせ、長崎の被爆者や市民、若い世代約四十人が核兵器廃絶を願う”ナガサキの思い”を胸に、開催地のニューヨークに向かう。渡米準備を進める五人の表情を追った。 |
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=“節目の年”を語る=
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戦後六十年、被爆六十年の”節目の年”が明けた。今年、「ナガサキ」で何を描き、何を語り継ぎ、何を訴えるか―。被爆地でさまざまな活動に携わる六人に、新しい年への思いや決意を聞く。 |