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一九三七(昭和十二)年七月の盧溝橋事件を契機に、宣戦布告がないまま日中戦争が勃発(ぼっぱつ)。旧日本軍は同年十二月、中国の首都南京に攻め入り、十三日占領した。
占領後に旧日本軍が、市民や捕虜の多数を強姦(ごうかん)、虐殺したことが米国などで報じられた。東京裁判(一九四六―四八年)では「占領後の六週間で殺害された一般人と捕虜は二十万人以上」、中国では三十万人ともされているが、否定する声もある。
岡まさはる記念長崎平和資料館の高實康稔理事長は「虐殺についてさまざまな議論があるが、大切なのは真実を追求すること。日本政府は公的な立場で責任を持って調査するべきだ」と訴えている。
【写真説明】南京占領を報じる長崎日日新聞=1937年12月14日付
2005年12月11日長崎新聞掲載
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