
|
<37>
|
修理受け入れに対し、賛否両陣営が三年四カ月にわたって激しく対立した初の国産原子力船「むつ」が、佐世保港の佐世保重工(SSK)の甲岸壁に接岸した。
青森県大湊港から日本海を一路南下した「むつ」は、海上保安部の警備船団に守られながら港内へ。「むつ」周辺と陸上では、反対派の激しいデモが展開された。
陸上で反対行動に参加した県被爆者手帳友の会事務局長の矢嶋良一さん(64)は「陸上だけでも数千人が行動し、市内は騒然とした。反核へのエネルギーはすごかった」と当時を振り返る。「むつ」は一九九七年から海洋地球研究船「みらい」として活躍している。
【写真説明】反対派の阻止行動の中、港内を進む「むつ」=SSK甲岸壁近く
2005年10月16日長崎新聞掲載
|