仏、初の水爆実験成功  1968年8月24日

あの日あの時
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長崎新聞

 水爆は、ウランの核分裂反応で生じる超高温を利用してリチウムなどに核融合反応を起こさせる爆弾。米国による広島、長崎への原爆投下後、旧ソ連、英国、フランス、中国が一九六四年までに原爆実験に成功した。

 さらに、東西冷戦下、「核保有」から「兵器自体の威力」を競う段階に入ると、核保有五カ国は水爆実験に踏み切った。フランスは、保有国で最も遅い六八年八月二十四日、太平洋上のムルロア環礁で初の水爆実験に成功。長崎新聞は当時「威力は広島原爆の約二十五倍と推定」と報じた。

 七四年から核実験実施のたびに抗議の座り込みを続ける「核実験に抗議する長崎市民の会」世話人の山川剛さん(68)は「核実験に対する仏の姿勢は自国中心で、今でも『実験による被ばく者はいない』と言い切る。私たちが座り込みに踏み切る起点になった国の一つ」と語る。

【写真説明】「仏、初の水爆実験に成功」と報じる1968年8月26日付の長崎新聞

2005年8月22日長崎新聞掲載

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