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長崎原爆で被爆し、白血病に苦しみながらも平和を訴え、執筆活動に命を懸けた永井隆博士。書斎と住居を兼ねた如己堂(長崎市上野町)で、「この子を残して」など多数の著書を発表した。
放射線物理療法の医師で、カトリック信者だった博士。同書では、病床から二人の子どもたちへささげた愛情を描いた。最期は病室で長男の故誠一さんからロザリオを受け取り、祈りつつこの世を去ったという。
長崎市永井隆記念館(上野町)の館長で、孫の永井徳三郎さん(39)は「直前に持ち直し、知人らが帰った後の臨終。最後まで周りに心配をかけまいとしたのでは」と亡き祖父をしのぶ。
2005年5月1日長崎新聞掲載
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