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米ペンシルべニア州のスリーマイル島にある原子力発電所で、原子炉の冷却系統が故障し、外部に放射能が漏れる事故が発生。約20万人の周辺住民が一時避難した。
原子炉の中心部を指す炉心は核分裂反応などによる熱を抱えており、常に冷却が必要。だが、故障で冷却水が失われ、水面上に露出した炉心が過熱して溶融。外への放射能放出に至った。健康への影響は少ないとされたが、戦後、急速に発展してきた原子力発電の安全性をめぐり、世界各国で論議が巻き起こった。
当時、県労働組合評議会組織局長で、佐世保に入港中の原子力船「むつ」の撤去を求めていた矢嶋良一さん(現・県被爆者手帳友の会事務局長)は、「必ず原発事故は起きると思っていた。あの事故は『安全神話崩壊』のきっかけだった」と振り返る。
【写真説明】スリーマイル島原発事故を報じる長崎新聞
2005年3月27日長崎新聞掲載
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