
|
<6>
|
ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が1981年2月25日、法王として初めて被爆地長崎を訪れ、翌26日には市営陸上競技場(松山町)で歓迎集会に臨んだ。横なぐりの雪が降るあいにくの天気の中、宗派を超えて集まった約4万7000人の熱いまなざしを受けながら、法王は愛と平和を力強く訴えた。
当時、放送部長として場内アナウンスや儀式解説を担当した野下千年カトリック黒崎教会主任神父(67)は「教皇(法王)の偉大さや優しさがひしひしと伝わった」と振り返る。「皆さん、この天気によくお耐えになりました。迫害と殉教の歴史に耐えた長崎にふさわしいものでした」。法王の言葉は参列者の胸に刻まれた。
【写真説明】歓迎集会に臨むローマ法王=1981年2月26日
2005年2月20日長崎新聞掲載
|