ピースミュージアムで原爆平和祈念「詩の夕べ」

 地元詩人らによる長崎原爆平和祈念「第十回詩の夕べ」(同実行委主催)が七日、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで開かれ、現代詩や短歌、俳句などを通じて平和を訴え掛ける言葉に約五十人が聞き入った。

 原爆などをテーマにして編んだ詩を発信、平和について考えようと毎年八月に開催。第一部では昨年六月に亡くなった被爆詩人の山田かんさんや、同じく被爆詩人の原口喜久也さんの作品を朗読。第二部では詩人や語り奏者らがそれぞれの作品を発表した。

 呼び掛け人の本村俊弘さんは「東京で原爆が話題になることはほとんどない。原爆犠牲者の失われた言葉を代弁するためにも、長崎から原爆や平和へのメッセージを発信していくことが大切」と話した。会場には山田かんさんの妻和子さんも姿を見せ、語られる一編一編に耳を傾けた。

2004年8月8日長崎新聞掲載







原爆・平和関連記事TOP