「アイラブカード」で平和考えよう 大学生らがNYで新たな活動

 【ニューヨーク29日=本社報道部・高比良由紀】核拡散防止条約(NPT)再検討会議準備委員会に参加している本県出身の大学生グループ「21世紀平和ネットワーク」のメンバー三人が、「I 〓(アイラブ)」と書いたカードを通じ、身近な視点から平和を考えるきっかけにしてもらう新たな運動に取り組んでいる。

 21世紀平和ネットは、核兵器廃絶を訴える長崎の「高校生一万人署名活動実行委」卒業生でつくる大学生らのグループ。準備委に参加したのは、草野史興さん(19)=筑波大二年=ら三人。

 カードはメンバーの鳥巣智行さん=千葉大三年=が発案した。「I 〓」と書かれた大きな文字の下のメッセージ欄に、それぞれ大切な人、物などを書き込むデザイン。草野さんは「もし戦争やテロで大切な人や物を失ったら、と考えると平和をよりリアルにとらえることができるのではないか」と話す。

 カードは自費で三千枚印刷。ニューヨークで非政府組織(NGO)に配布。三十日(現地時間)に開かれる準備委関連のNGOワークショップでも紹介する。三人はニューヨークでの活動を皮切りに、被爆六十周年に向けインターネットなどでカードへの協力を呼び掛けていく。

【編注】〓はハートマーク

2004年5月1日長崎新聞掲載







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