NAGASAKI PEACE SITE

1998年 原爆・平和連載企画
長崎平和宣言 平和への誓い 1998年(平成10年)8月9日

核のない21世紀へ
= 被爆地の足元で =

インド、パキスタンの核実験で、核拡散の懸念が現実になった。両国の核武装肯定発言や核保有国の核抑止論を超え、21世紀を核の恐怖のない時代にするため、被爆国の果たす役割は従来にも増して大きくなった。戦後の平和運動の原点ともなり、核兵器廃絶を訴えてきた被爆地長崎。核拡散という新たな試練の中、足元の現状を見詰め直した。





償われぬ戦後
= 問われる国の姿勢 =

被爆地長崎に53年目の夏が巡ってきた。原爆の記憶の風化が懸念される一方で、いまだに被爆による人生の苦しみの中にいる人がいる。戦争処理をめぐり国を相手にした訴訟や問題は絶えず、長崎でも国内外の被爆者が国の戦争責任と戦後補償を求める運動が続いている。被爆地でのこうした動きを見ることで、戦争に対する国の“過去と現在”の姿勢を検証する。





ナガサキの使命
= 核拡散の危機を超えて =

 世界に衝撃を与えたインド、パキスタンの相次ぐ核実験強行からやがて2カ月が過ぎようとしている。紛争地域で表面化した核開発競争は、核拡散防止条約(NPT)、包括的核実験禁止条約(CTBT)を軸にした国際社会の核軍縮努力の“欠陥”を露呈させ、「終末時計」の針を前に進めた。被爆地長崎も核廃絶の悲願を達成するため、平和運動の再構築を迫られている。核拡散の危機に直面したナガサキは今、何をしなければならないかを考える。






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