| | 【女子2回戦、駒大高−長崎西】第3クオーター9分、長崎西のフォワード平田がインサイドに切り込む=東京体育館
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| | 【男子1回戦、つくば秀英−西海学園】第1クオーター9分、西海学園のガード原口がシュートを狙う=東京体育館
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【本社取材班】バスケットボールの第41回全国高校選抜優勝大会(ウインターカップ)第2日は24日、東京体育館で女子2回戦16試合と男子1回戦残り12試合を行い、県勢は女子の長崎西が駒大高(東京)に73−85、男子初出場の西海学園もつくば秀英(茨城)に88−95で敗れた。
長崎西は14−22で迎えた第2クオーターから反撃。エース平田の3点シュート、センター入江のインサイド攻撃などで5分に逆転に成功した。ここからは一進一退の攻防となり、36−39で前半を折り返したが、後半は駒大高が主導権を握り、リードを広げられた。
西海学園は追う展開のスタートから、速攻などで徐々に差を詰めた。前半を40−44で終えると、第3クオーター1分にガード原口の3点シュートで逆転。その後も激しく競り合ったが、第4クオーター3分につくば秀英に再びリードを許すと、そのまま逃げ切れられた。
第3日の25日は同体育館で女子3回戦、男子2回戦の計24試合を実施する。
◎下級生、最後の粘り 女子・長崎西
51−61で迎えた第4クオーター。長崎西はオールコートプレスディフェンスを仕掛けた。守備から攻撃につなげ、フォワード川本、賀来らが果敢にカットイン。残り3分で7点差まで詰めた。だが、反撃もここまで。最後は駒大高に押し切られた。尾崎監督は「勝ちたかったし、勝てた試合だった」と肩を落とした。
この日は、ベストな状態で40分間を戦い抜けなかった。厳しい審判の笛もあり、序盤からファウルがかさんだ。第1クオーター5分、主将のフォワード福野が膝を痛めてベンチへ。第3クオーター7分には、得点源の平田が5ファウルで退場。ここまで26得点のエースを欠くと、主導権が徐々に相手に移った。
福野、平田と、4人中2人の3年生が抜けて、コートには1、2年生が多くなった。「私がもっとできていれば...」。自らを責める平田に、一時的にベンチへ下がっていた1年生の川本が声を掛けた。「これで終わらせませんから」。そんな思いが最後の粘りにつながった。
残念な結果ではあったが、1、2年生は3年生のおかげで全国レベルを肌で知ることができた。そして、悔しさも味わった。新チームの主将となる西村が言った。「来年もここに戻ってくる」。真の強さを身に付けるための、経験は積めた。
【編注】「尾崎監督」の崎は大が立の下の横棒なし
◎亡き友と共に戦う 男子・西海学園
初の全国舞台に挑んだ西海学園。勝利はつかめなかったが、大舞台にも臆することなく思い切りぶつかった。大好きなバスケットができる喜びを胸に、生き生きとコートを駆けた。それを教えてくれた大切な仲間の分まで...。
「希龍と共に」。部の横断幕の隣に掲げられた言葉が、今季のチームを一つにした。「希龍」とは、昨年10月に脳腫瘍のために16歳で他界した部員、今泉希龍君。西海学園への進学が決まっていたが、入学直前の2008年春から約1年半の闘病生活を強いられ、帰らぬ人となった。
生きていれば、主将の松崎と同じ3年生。「希龍をやっと全国に連れてこられた。あいつの分まで楽しもう」。松崎はそう心に誓ってコートに立った。全員、同じ気持ちだった。
最後は経験の差が出たが、一時は11点のリードを奪い、全国初勝利も見えかけた。鍛治監督は「本当によく頑張った。勝たせてやりたかった...」と選手たちをねぎらった。
試合後、松崎が言った。「悔しいけど、全国でもやれる手応えは感じた。希龍も喜んでくれていると思う」。いないはずなのに、最後まで一緒に戦えた気がした。この1年間、ずっとベンチに置いてきた希龍君のバスケットシューズに背中を押され、チームは全国に通用するまでに成長していた。
▽女子2回戦
駒大高 85 22−14 73 長崎西
(東京) 17−22
22−15
24−22
▽男子1回戦
つくば秀英 95 28−19 88 西海学園
(茨城) 16−21
18−32
33−16