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 2014長崎国体 関連企画 (2013年3月7日更新)
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飛躍の舞台 各競技の現状と課題・23/ウインタースポーツ

 2月中旬、秋田県鹿角市で開かれた第68回国体冬季大会スキー競技会「あきた鹿角国体」。大会前日、取材のために春の陽気漂う長崎を出発し、東京を経てたどり着いた現地は、高く降り積もった雪で覆われていた。言うまでもなく、この環境の違いこそが、本県のウインタースポーツ強化を妨げている最大の要因だ。

 国体はスキー、アイスホッケー、スケートを実施する1〜2月の冬季大会で幕を開ける。ここで獲得した天皇杯得点に、秋に開催される本大会の得点が加算されて天皇杯順位が決まる。県勢は1991年の第46回大会スキーのクロスカントリー(クロカン)を最後に、20年以上も冬季大会の入賞から遠ざかっている。

■専門員2人採用

 現在、3競技の中で最も入賞に近いのがクロカン成年男子A(26歳未満)だ。県は一昨年4月に日体大出身の内田辰彦(波佐見高県スポーツ専門員)、昨年4月に日大出身の小島佑司(県体協スポーツ専門員)を採用。名門、新潟県立新井高スキー部の先輩後輩で、ともに大学時代に学生王者に輝いた実力者だ。

 冬場は2〜3メートルの積雪がある新潟で育ち、中学、高校時代から全国大会で結果を残してきた。そんな2人であっても、環境の違いに対応できていないのが現状。第65回大会2位の内田が昨年18位、今年29位、小島は今年21位と低迷した。

 だが、2人とも結果を求められるスポーツ専門員という立場だけに、本番の来年に懸ける思いは強い。十分に雪上練習をできないハンディはあるが、内田は「言い訳でしかない。入賞するために、もう2ランク上の工夫を」と自分に言い聞かせる。小島も「スキーをできることに感謝している。やるべきことは分かっている」と雪辱を誓う。

 内田は選手であると同時に、競技の普及、指導にも力を入れている。今年は、赴任先である波佐見高野球部員4人が夏以降にスキーを始め、国体のクロカン少年男子に出場。全員が完走して、可能性を示した。

 今年は大回転でも明るい話題があった。双子の百崎雅生、剛生(ともに海星中3年)が少年男子で国体デビュー。県スキー連盟(立石光司会長)にとって待望のホープが誕生した。2人は冬場、ほぼ毎週県外のスキー場に出向き、雪上練習に励んでいる。

■練習場所がない

 「県内にリンクさえあれば」−。アイスホッケー、スケート関係者が頭を悩ませるのが練習場だ。ともに温暖地域でも実施可能だが、長崎市の旧長崎スポーツセンターのアイススケート場が2010年3月で閉鎖され、県内にリンクはなくなった。福岡や熊本に行くしかない状況だ。

 アイスホッケーの国体成年男子は毎週末、久留米市へ遠征し、練習を続けている。県外チームのため、利用できるのは早くても午後10時から。午前0時を回ってからの練習がほとんどで、長崎に戻るのは午前5〜6時。交通費に加え、90分で約3万円もかかる使用料も重くのしかかる。

 そんな厳しい状況の中でも、地道な努力は続く。県アイスホッケー連盟(押渕礼子会長)理事で、国体監督を務める橋口浩治(はしぐち整骨院)らを中心にしたジュニアクラブ立ち上げや練習会の充実などで選手を発掘。01年の第56回大会で24年ぶりの本国体出場を果たすと、以降13年間で9度の出場を勝ち取っている。目指すは来年の本番での悲願の1勝だ。

 ただ、100人以上いた競技人口が、10年以降は減少して現在約50人。橋口は「できることは当然やる。でも、ハード面がないとどうしても厳しい。リンクがあれば人口は確実に増やせるし、技術も上げられる。国体で8強に入れる自信はあるのに」と悔しさをにじませる。同連盟はスケート場設置の署名活動に取り組んだが、前進していない。

■徳勝が孤軍奮闘

 スケートは今年52歳を迎えるスピードの徳勝仁(徳勝・わたらい法律事務所)が「参加の火は消さない」と孤軍奮闘している。高校時代に2度出場後、競技から離れたが、01年、39歳で22年ぶりに国体のリンクに復帰。以来13年連続で出場している。今年は2月の全日本マスターズで日本一にも輝いた。

 県内の競技者は実質、徳勝一人。県スケート連盟の会長は妻の宏子(同法律事務所)が務める。弁護士として忙しい仕事の合間を縫って、週1回は福岡のリンクに通う。シーズンに入ると、ほぼ自費で長野などへの遠征を繰り返す。「できれば県内にリンクがほしい」というのが本音だ。

 国体は出場者がなければ、参加点(10点)も加算されない。「少なくとも来年までは現役を続け、参加点だけでも貢献したい。微力だけど、県のために頑張りたい」と踏ん張るつもりだが、現状では、その先の道筋は見いだせていない。

ホープ/海星中3年 百崎雅生、剛生 3兄弟出場が目標

 スキーが趣味の父に連れられて通ったゲレンデ。雪遊びから始まり、幼稚園で初めてスキーを履いた。最初は転んでばかり。でも、目に見えて上達するのが楽しくて、雅生、剛生の双子の兄弟は、そろって魅力にはまった。国体に出場した4歳上の兄、伶生(れお)(長崎南高−九産大)の影響もあり、小学6年から本格的に競技を始めた。

 夏場は福岡のグラススキー場に、12月下旬から3月初旬までは大分や広島などのスキー場に月3〜4回通い、腕と感覚を磨く。初出場した2月の「あきた鹿角国体」。初めての全国大会ながら、傾斜の厳しいコースを堂々と滑りきった。

 国体のスタート台に立つと、目の前に広がる風景がこれまでとは違った。感じたのは、トップ選手の滑りの質の高さや、体幹の強さ...。目指すべき方向は定まった。

 来年の目標は、成年男子でのエントリーを目指す兄との3兄弟出場。互いに「負けたくない」という双子は、これからもアドバイスし合い、切磋琢磨(せっさたくま)しながら高みを目指す。

◎県スキー連盟強化部長 清水保穂

 県スキー連盟の会員は三十数人で、そのうちアルペン(大回転)の競技者は10人程度。どうしても各選手の努力に頼る面はあるが、国体前の年始には、大山(鳥取県)で合宿を実施している。

 今年、少年男子に初出場した百崎雅生、剛生兄弟は、まだ中学3年で伸びしろがある。今回は初挑戦で、全国でどの位置にいるかを確認した。入賞を狙える人材になってほしいと期待している。ピークの22、23歳ごろまで、長い目で育てていきたい。県単独では、組織的にも人員的にも厳しいので、福岡や熊本と一緒に強化を図りたい。

 クロスカントリーは内田辰彦(波佐見高県スポーツ専門員)、小島佑司(県体協スポーツ専門員)の2人に任せている。今年は振るわなかったが、素材は十分。来年はぜひ、1、2位を狙ってほしい。




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