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「全力で支えたい」ギャンブル依存症 回復施設開所
今月開設したグラフながさきで「同じギャンブル依存症に苦しむ人々を支援したい」と話す菅さん=長崎市内
今月開設したグラフながさきで「同じギャンブル依存症に苦しむ人々を支援したい」と話す菅さん=長崎市内

 アルコールや薬物などの依存症に悩む人々の社会復帰を支援するNPO法人ちゅーりっぷ会「長崎ダルク」(中川賀雅(よしまさ)代表)は、ギャンブル依存症を専門とした県内初の回復施設「グラフながさき」を9月から長崎市内に開設した。施設長の菅公臣さん(44)も長年パチンコ依存に苦しんできた経験を持つ。「自分と同じように『変わりたい』と思う人がいれば、全力でサポートしたい」と話す。

 菅さんがパチンコを始めたのは高校生の頃。2千円程度のお金で6、7万円もうかり「こんなに楽しいことはない」とのめり込む。東京で就職してからさらにはまり、結婚する頃にはすでに40万円近く借金があった。借金返済のためにギャンブルを繰り返す悪循環に陥っていったが、依存症の自覚はなかった。

 家族に借金を知られ、アルバイトで返すことになるが「お金が余るとソワソワした」。働きながらも「一発当てたらすぐ返せるのに」と思う。気付けばまたパチンコをしている。「俺はおかしいのかも」。インターネットで調べ、ギャンブル依存症という病気や依存症に悩む人々が集まる自助グループを知った。

 自助グループに参加し、一度はギャンブルを断ったが、2年ほどでまた始めてしまう。「自分の意志でやめられるという慢心があった」。借金が膨れ、家族も仕事も放り出して逃げた。1カ月ほどして自宅に戻ると、すでに離婚届が出され、会社は解雇されていた。

 友人宅に居候し再就職したが、恥ずかしくて自助グループに戻れなかった。「自分で抑えられると思っていたし、まじめに働く姿を見せれば、家族とよりを戻せる期待もあった」。だが半年も持たず、パチンコをした。

 仕事も住む場所もなくなり、37歳で長崎市の実家に帰った。再び自助グループに参加。仲間の紹介で、長崎ダルクの施設に入り、約1年半、薬物依存者らと生活して回復した。

 長崎ダルクのスタッフとして「グラフながさき」を立ち上げたのは、依存症から脱した他の仲間のように自分も依存者を手助けしたいと考えたからだ。施設には最大9人が入居でき、規則正しい生活と定期的なグループミーティング、地域のイベントやボランティアへの参加を通して依存症からの脱却と自立を目指す。

 厚労省研究班が2014年に発表した推計では国内成人の4・8%に当たる約536万人にギャンブル依存症の疑いがあるとされ、県長崎こども・女性・障害者支援センターによると、県内でも依存症に関する相談が増加している。

 「ギャンブルのため犯罪に走ってしまう人もいる。世間は『ひどい人』と片付けるだろうが、自分は彼らを責めることができない。ギャンブル依存症は治療、回復ができるというメッセージを施設から発信していきたい」。菅さんは力を込める。

 施設の入居は原則男性のみ。問い合わせはグラフながさき事務局(電095・800・2923)。

◎理解深める講座開催/10〜12月、長崎で

 ギャンブル依存症への社会の理解を促すため「グラフながさき」は10月10日、11月12日、12月10日の午後2〜5時に長崎市魚の町の眼鏡橋相談室で、ギャンブル依存症講座を開く。

 全国でギャンブル依存症の啓発に取り組む民間団体「ギャンブル依存症問題を考える会」の代表理事、田中紀子さん(東京)が、夫のギャンブル依存に苦しんだ自身の経験などを基に話す。各回2000円。10月7日までにグラフながさき事務局に申し込む。

 また、県長崎こども・女性・障害者支援センターは10月11日、11月8日、12月13日の午後1時半〜3時半、同センター2階で「ギャンブル依存症家族教室」を開く。家族や知人にギャンブル依存者がいる人を対象とした全3回の講座。1回目は精神科医、2回目は弁護士か司法書士、3回目は県内のギャンブル依存症自助グループがそれぞれ講話する。無料。10月10日までに同センター(電095・846・5115)に申し込む。





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