長崎新聞
カスタム検索
長崎新聞を紹介
長崎新聞 購読お申し込み

試読お申し込み

事業部


見守りサービス


企画・特集

生活情報
休日在宅医
(県医師会)
休日歯科診療
(県歯科医師会)
天気
(日本気象協会)
長崎の逸品
きょうの歴史
とっとって
 医療・福祉 (2014年9月12日更新)
長崎新聞


長崎県内にも「認知症カフェ」

 認知症の人やその家族が息抜きをしたり、気軽に相談したりできる「認知症カフェ」が注目されている。病に生活を縛られがちな当事者が外出する機会になるほか、地域住民も受け入れて認知症の悩みを共有する場にもなり得る。国の認知症対策の柱の一つとして位置付けられ、県内でも開設するところが出てきた。

 7月末、島原市新湊2丁目のデイサロン「葵」で、「ワイワイ食事会」が開かれた。アルツハイマー病という女性(74)や、認知症の家族を介護している人ら7人が昼食のテーブルを囲み、手作りギョーザや冷やし中華に舌鼓を打った。

 女性は朝からギョーザの仕込みを手伝ったり、食後に「故郷」などの唱歌を歌ったりして、終始和やかに過ごした。途中から参加した夫(73)は「こんなにしっかりと歌うとは知らなかった」と軽く驚きながら、妻に優しいまなざしを向けていた。

 認知症の人と家族の会島原支部「お城の会」が月例会とは別に昨年から始めた集まりで、最近は2カ月に1回開催。同支部長の清水宏さん(73)は「患者、家族はもちろん、介護に関係のない人にも参加してほしい。気負わず過ごしてもらいたいので、あえて『認知症』の名称も使わなかった」と言う。

 同会佐世保支部「はなみずき会」は昨年と今年の2月、喫茶店を借り切って「HOT ホット・ウオームサロン」という交流会を開いたことがあるという。

 認知症カフェは英国やオランダで広まり、厚生労働省の「認知症施策推進5カ年計画」(2013〜17年度、オレンジプラン)でも普及がうたわれた。しかし、その内容については「認知症の人や家族、地域住民、専門職などの誰もが参加でき、集う場」と記しただけ。全国的に増えているとされるが、運営方法や形態はさまざまという。

 地域の療養介護体制づくりを支援しようと、「エルフカフェ」を始めたのはショートステイやデイサービス事業などを行う高齢者施設「エルフ山の手」(長崎市戸町1丁目)。認知症サポート医や認知症介護指導者らによる相談の場として昨年11月から月1回開き、認知症高齢者の家族や介護施設スタッフらが訪れている。

 カフェスペースは長崎港の眺望が開ける施設最上階の4階にあり、プライバシーを確保できる個室も設けた。おしゃれなカップを幾つも用意していて、相談者が好みの器でコーヒーや紅茶を飲みながら、くつろいだ雰囲気の中で話せるようにしている。

 施設長の村川啓一郎さん(47)は「認知症初期の方々にはタイムリーで的確な支援が必要。専門職も含めて『人』がつながる仕組みをつくりたい。気軽に訪ねてもらえれば」としている。

 認知症の人と家族の会県支部代表の長尾一雄さん(82)は「各支部の月例会の延長線として、身近な場所で定期的にカフェが開けないか、会としても模索中。常設できれば最高だが、資金や人材の確保をどう確保するかが課題になる」と話している。

 ..............................

 次回のワイワイ食事会は今月21日。問い合わせはデイサロン「葵」(電0957・65・0192)。

 次回のエルフカフェは今月17日。問い合わせはエルフ山の手(電095・826・5657)。

◎「出会い直し」機能も 運営に手引、助成必要

 認知症の人と家族の会は2013年3月にまとめた認知症カフェに関する全国調査の報告書の中で、「家族と本人、そして地域、専門職が出会い直しをする場として機能する可能性がある」と指摘した。

 カフェでは認知症の人が家では見せないような表情で、生き生きと過ごしていた。家族はその姿に、日常の介護を振り返り、本人との向き合い方が変化するという効果を及ぼしていた。専門職にとっても同じことがいえたという。

 カフェの要素として「認知症の人が病気であることを意識せずに過ごせる」「認知症の人にとって自分の役割がある」「どんな人も自分のペースに合わせて参加できる」など7項目を列挙。その存在意義は、▽暮らしの延長線上にある「生活モデル」の支援▽「病院に行くほどでもない」段階でも詳しいことが聞ける「敷居の低い相談場所」「医療・ケア・福祉の入り口」▽それらの機能が特別な場ではなく日常の中で実現されること−にあるとした。

 普及への課題としては▽運営の手引書やガイドラインの作成▽人材の確保・育成▽開設運営資金の助成制度−などを挙げている。





   全国・海外のニュース

主要

DeNA、四回まで6―0
シリア民兵組織「ラッカ解放」写真有
首相「攻めの農業」強調
空自ヘリ墜落か、浜松沖
井山が2度目の全七冠制覇写真有
社会

空自ヘリ墜落か、浜松沖
新聞大会、平和な社会実現目指す
米軍ヘリ18日から飛行再開写真有
無線LANに深刻な欠陥
ラブホテルに女性遺体、水戸
政治

首相「攻めの農業」強調
共産幹部が小沢氏地元激励写真有
超党派の議員連盟会長が靖国参拝
トランプ米大統領来日を正式発表
首相、靖国神社に供物奉納写真有
スポーツ

磯崎、高柳組が2位発進写真有
DeNA、四回まで6―0
慶大岩見、シーズン最多タイ7号
ラグビー、松島が代表戦へ手応え
村田戦に「自信は千パーセント」写真有
経済

東京円、112円台前半
投資ファンドに運営権譲渡
VW、最上位モデル25日に発売
インドネシアでガス小売りに参入
神鋼不正、米司法当局が調査写真有
国際

シリア民兵組織「ラッカ解放」写真有
マルタ当局、爆発物を分析写真有
ロヒンギャ難民58万人超
比大統領が「解放」宣言写真有
北朝鮮、処刑者2割が薬物理由
株・為替

為替相場  17日(日本時間20時)
東京株式 17日終値
ナスダック 16日終値
NY株式  16日終値
為替相場  17日(日本時間 2時)
暮らし・話題

日光東照宮で千人武者行列写真有
羽田空港で働くロボット求む!写真有
大村さん発見の物質、像に写真有
徳島県に先進政策大賞
選挙控えコチョウラン出荷大詰め写真有
医療・健康

拡張型心筋症に初の幹細胞移植写真有
再生医療の登録制度開始
「出生前診断は必要?」
精神医療報道に17年度の大賞
骨折発生率は「西高東低」
科学・環境

大飯1、2号機廃炉へ写真有
大飯原発1、2号機の廃炉検討写真有
中性子星合体、観測チームが会見写真有
重力波と光、初の同時観測写真有
中国の宇宙実験室、地球落下へ写真有
文化・芸能

井山が2度目の全七冠制覇写真有
ゾロリ声優挑戦でワクワク写真有
「声変わりしたい」と川島写真有
モデルの知花くららさんが結婚写真有
囲碁、井山が初の全七冠復帰か写真有




長崎新聞社

〒852-8601 長崎市茂里町3-1
TEL:(095)844-2111(大代表)

 このホームページに掲載の記事、写真等の著作権は長崎新聞社または各情報提供者にあります。したがって一切の無断転載、二次利用をお断りいたします。記事へのリンクは自由です。

 ※著作権について(日本新聞協会)
スマホで長崎!!



ウェブ写真館

祝い日新聞新聞

配達スタッフ募集


会社情報
会社案内
お問い合わせ一覧
主催事業
紙面投稿案内
広告のご案内
アド長崎新聞
長崎新聞の本
アヒプイ
文化ホール
長崎書道会
カルチャーセンター
販売センター
折込センター
あんしんネットワーク
おしらせ
プライバシーポリシー

新聞著作権協議会

共同通信社

日本新聞協会

第5回地域再生大賞



長崎ばってん囲碁道場

press9

SNI 佐賀新聞・長崎新聞インターネット

Todays.jp




よんどく

第5回「いっしょに読もう!新聞コンクール」