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 1月29日のながさきニュース
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長崎大学病院が4月からドクターカー初導入 救命率向上図る

 長崎大学病院(河野茂病院長)は4月から長崎市と近郊で「ドクターカー」の運用を始める。救命救急センターの医師と看護師が救急現場に駆け付け初期治療し、救命率の向上を図る。ドクターカー導入は県内で初めて。

 病院によると、救急車で医療機関まで搬送するよりも早い措置が必要な患者や、交通事故などで救出に時間がかかる場合などに対応する。具体的には患者の気道を確保する気管挿管や、肺が破れ胸腔(きょうくう)にたまった空気を出す緊急脱気などの医療行為をする。

 要請を受けた救命救急センターの医師が患者の症状に応じ派遣を判断。ドクターカーはセンターの医師や看護師ら医療従事者を運び、患者は従来通り救急車で搬送する。活動地域は基本的に旧長崎市内と西彼時津、長与両町。当面平日の日中に運用する予定で、年間100件ほどの出動を見込んでいる。

 車両は東日本大震災のような災害現場で救命処置に当たる医療チーム「DMAT(ディーマット)」の移動手段にも当てる。燃料確保が難しい災害現場で一定期間活動できるよう軽油を積み込めるクリーンディーゼル車を採用した。整備費は県の地域医療再生基金を活用する。

 救命救急センターの山下和範助教は「緊急性が高い患者により早く医療を始めることができる。若い医師が救急医療の経験を積むことができ、将来的に地域医療の向上にもつながる」と話している。

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