12月1日のながさきニュース
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長崎新聞
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バイオラボの久木野教授の懲戒は無効 長崎地裁判決

| | 判決を受け会見する県立大の久木野憲司教授(中央)=長崎市興善町、市立図書館 |
大学発ベンチャー企業「バイオラボ」の業務をめぐり、無断欠勤したとして県公立大学法人から停職6カ月の懲戒処分を受けた元同社社長の久木野憲司県立大教授(53)が、処分は不当として地位確認などを求めた訴訟の判決で、長崎地裁(井田宏裁判官)は30日、処分を無効と認め、未払い給与約534万円と慰謝料など280万円の支払いを大学側に命じた。大学側は控訴する方針。
久木野氏は、県や長崎市の支援を受け「バイオラボ」を設立。大学に兼業の許可を受け会社業務に従事したが、大学の勤務時間内に兼業したことが無断欠勤に当たるかが争われた。
判決理由で井田裁判官は、同社設立から破産するまでの約5年間、大学側は勤務時間内に兼業せざるを得ないことを認識しながら、県とともに全面的に兼業を支援・後押ししたと認定。「故意または過失により、無効な懲戒処分をし、教育研究をする権利、名誉などの権利が侵害された。懲戒処分は不法行為」と断定した。
労働管理については、規定上は時間労働制だったが、大学側が労働時間を把握・管理しておらず、実態は裁量労働制だったと指摘。勤務時間内の兼業について注意や警告をせず、調査もしなかったとした。
判決によると、同社は2003年10月、医薬品の研究・開発の受託業務を目的として設立。08年10月に破産した。久木野氏は09年9月、大学から懲戒処分を受けた。
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