7月29日のながさきニュース
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長崎新聞
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被爆地長崎の写真を公開へ 原爆投下から1週間後に撮影

| | 1945年8月16日に長崎医科大から撮影した写真。山王神社の被爆クスノキが写っている |
原爆投下から1週間後に撮影した長崎市内の写真など16枚が撮影者の娘から山王神社(坂本2丁目)に寄贈され、長崎原爆の日の前後に同神社で公開されることになった。原爆投下後間もない時期に撮影された被爆地の写真は少なく、専門家は「貴重な資料」としている。
撮影したのは長崎医科大を卒業後、軍医をしていた原清さん(1956年に死亡)。佐賀県の嬉野海軍病院に勤務していたが、救護のため長崎に入り、45年8月15〜27日、滞在した。原さんの妻壽子さんが96年に亡くなった後、遺族が大量の写真フィルムを見つけ、43〜45年に戦地などで撮影した約320枚を現像。娘の中井栄さん(京都市在住)が昨年8月に山王神社を訪れたのがきっかけで、9月に写真データの入ったCDが同神社総代会に贈られた。
展示する写真は8月16日に撮影した11枚と、新興善国民学校にあった救護所で同26、27日に撮影した5枚。長崎医科大から見える焼け野原や浦上天主堂周辺、救護活動の様子などを写している。同神社の被爆クスノキが写った1枚もある。
原爆投下直後の被爆地を撮影した写真は連合国軍総司令部(GHQ)に没収されるなどしてあまり残っていない。長崎平和推進協会写真資料調査部会(深堀好敏部会長)が収集している分では、従軍カメラマンだった故山端庸介氏による8月10日の写真が最も原爆投下日に近く、次いで朝日新聞社が8月25日以降に撮影した写真だった。
同神社総代会の森田博満事務局長は「貴重な資料と聞き驚いた。多くの人に見てほしい」と話した。
写真展は8月5〜10日に開催。同神社(電095・844・1415)。
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