2月9日のながさきニュース
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長崎新聞
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HTB再建でHIS一転、支援も 取締役会で近く結論
ハウステンボス(HTB、佐世保市)の再建問題で、旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS、東京)が8日、支援も視野に最終調整に入ったことが分かった。同社幹部は長崎新聞の取材に対し、「(支援を)やるなら条件付きだ」と述べた。
この幹部は「条件」について、一部のホテル閉鎖などの可能性に言及。同社はHTBの施設修繕費負担が想定を上回ることを懸念し、支援しない公算が大きくなっていたが、修繕費負担のリスク軽減策が具体化すれば、支援に乗り出す可能性が出てきた。
HISの澤田秀雄会長は同日、支援可否の結論について「金曜日(12日)にも佐世保市へ行って発表する」と述べた上で「もうちょっと調整がある」とも語り、最終判断に至っていないことを示唆した。近く取締役会を開き結論を出すとみられる。
HISは当初、今月初めに可否を表明する予定だったが、政府が企業再生支援機構の活用など支援を検討する意向を示したため判断を延期。支援機構は支援可否の判断に数カ月かかることなどから「活用は難しい」(同社首脳)との見方が広がっていたが、同社は並行して他の打開策を探っていたもようだ。
同社が支援しないと判断した場合、いったんは主体的支援を断念した九州財界の主要企業が軸となり、新たな支援態勢を模索する可能性がある。関係先にはアジアなど国内外の複数企業からHTBに関する問い合わせが入っているという。
一方、朝長則男佐世保市長は8日、HIS本社に澤田会長を訪ね、あらためて支援を要請した。朝長市長は面会後の取材に「最後のお願いに来た」と説明。HISの可否判断については「(HISは)これから決めること、とのことだった」と述べた。
市長は戻った市役所で記者団に対し、「企業はデータや数字で判断するが、情の部分にも訴えたかった」と述べ、澤田会長を訪ねた動機を明かした。会長は「数値やデータも出そろっているので、それを十分見た上で(支援の可否を)判断したい」と話したという。
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