HIS会長「判断は来週以降」 国交副大臣、支援前向き
ハウステンボス(HTB、佐世保市)再建問題で支援を検討している旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS、東京)の澤田秀雄会長は1日、「可否の判断は来週以降にする」と述べた。
今月初めにも可否を決める方針だったが、前原誠司国土交通相が先月、官民共同出資の企業再生支援機構の活用について所管する菅直人副総理と相談する考えを表明したことで方針を変えた。
澤田会長は取材に「桃尾重明管財人と会い、支援機構の支援策、条件など詳細を把握した上で結論を出すことを確認した」と述べた。
一方、馬淵澄夫国交副大臣は1日の記者会見で、HTBに関し、「かつては来場者のかなりの割合が外国からの旅行客だった。観光施策上の重要な資源であることはよく認識している」と述べ、再生支援に前向きな姿勢を示した。
前原国交相は先月、支援機構の活用について菅副総理と相談する考えを表明したが、馬淵副大臣は「決めるのは国交省ではない」と述べ、機構や所管する内閣府の判断に委ねる考えを示した。
澤田会長は先月28日までに、HTBの施設修繕費が許容範囲を大幅に上回るとして「支援は難しい」と管財人や朝長則男市長に報告。HIS、管財人、県、市は29日、打開策を協議したが結論は出なかった。
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