HISが奨励金保証など要望 HTB支援条件で佐世保市と県に
ハウステンボス(HTB、佐世保市)の再建問題で、佐世保市と県は21日、支援に向けHTB管財人と協議を始めた旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS、東京)から、具体的な要望を受けたことを明らかにした。HISの担当者が同日、朝長則男佐世保市長、金子原二郎知事と県内で面会し、伝えたという。
佐世保市への内容は(1)HTBの固定資産税相当額を奨励金として10年間交付することを保証(2)テーマパーク事業を縮小した場合でも奨励金を減額しない(3)HTB内の分譲住宅地「ワッセナー」の私道を市道にする−が柱。
末竹健志副市長は取材に対し、「明確な回答期限は示されなかったが、前向きに検討したい」と述べた。市は奨励金交付を要綱で定め新年度当初予算案に盛り込む方針で、週明けにも開かれる市議会全員協議会で説明する考え。
県への要望はマリーナ地区(マリーナとシャトルハーバー)の公設公営化など。県地域振興部によると、知事は「可能な限り支援する」と答えた。近く書面で回答する。県は同地区の公設公営化には、地区に通じるHTB内の道路の管理も含まれると見ており、同部は市道にするか市と調整する意向。
HISは県と市に対し、施設内での各種行事や催事の実施といった、経済界や取引業者などによる継続的な支援の促進も求めた。
HISは要望に関連し施設内を有料と無料ゾーンに分けたり、アウトレットモール設置などさまざまなアイデアを検討しているもようだ。
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