【動画】巨大魚リュウグウノツカイを公開 海きららで“一瞬”の雄姿
深海に生息し“幻の巨大魚”といわれるリュウグウノツカイが9日、平戸市沖で捕獲され、佐世保市鹿子前町の九十九島水族館(海きらら)で同日、水槽で泳ぐ姿が一般公開された。川久保晶博館長は「水族館で泳ぐ様子を公開したのはおそらく全国初」としている。
平戸市の漁業、吉田熊夫さんが水深約20メートルに仕掛けた定置網にかかり、同水族館が譲り受けた。体長約3・8メートル、体重約35キロの雄。同館によると、全身が銀白色で、たてがみのような赤紫色の背びれが特徴。生態はほとんど解明されておらず、インド洋から太平洋にかけて群れをつくらず単独で生息するとみられている。世界各地ではこの魚について「生きたまま見ると良いことが起きる」などの言い伝えがある。
これまでも平戸市付近で数回、発見されたがいずれも捕獲直後に死んでおり、1匹をはく製で展示。今回も長くは生きられないと判断されたが「少しでも泳がせて生態解明につなげたい」との考えで九十九島湾大水槽に放った。ダイバーが補助しながら34分間公開された後、死んだ。同水族館は調査研究のため解剖し、標本にする予定。
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