12月19日のながさきニュース
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長崎新聞
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機能訓練士で全盲の吉野さん講演 挑戦する大切さ伝える

| 挑戦することの大切さについて話す吉野さん=佐世保市立東明中
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佐世保市江上町の市立東明中(草野康幸校長、230人)でこのほど、同中育友会主催の講演会があり、機能訓練士で全盲の吉野泰子さんが「何事もやってみないと分からない」と挑戦することの大切さについて話した。
吉野さんは大阪出身で、4年前から佐世保市で生活。3年前の朝、起きると目が見えなくなっていた。原因は不明。「心配をかけたくないから」と大阪にいる両親には伝えていない。
不登校などさまざまな問題を抱えた子どもを支援しようと、保健福祉士や臨床心理士の資格を取るため、働きながら通信制の大学で学んでいる。
全校生徒や保護者ら約300人を前に講演。視覚障害者向けの通信教育に対応する大学はなかったが、あきらめず交渉を重ねて入学できた経験を話し、「やってできなかったらあきらめればいい。やらないと始まらない。頑張れば結果は出てくる」と訴えた。趣味でウオーキングやコーラス、風船バレーボールを楽しんでいることも紹介した。
「突如目が見えなくなって不安を感じなかったか」という参加者の質問には「不安よりも『おや、何だ』とびっくりする方が大きかった。『なぜ私が』と思ったが、落ち込んでいても見えるようにならないので今は前向きに生活してる」。
同校2年の力祐(ちから・ゆう)君(13)は「目が見えないのに前向きに生きていることがすごいと思った」と感想を話した。
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