
| 白鳥神社例大祭 (玉之浦町) |

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御座船に乗り井持浦に上陸 海に取り囲まれた本県で、海上から参拝する神社としては白鳥神社がその代表でもある。玉之浦湾に向かって神社が鎮座しており、海への出口が望まれる地にある。 白鳥神社の歴史は古く、創建が大宝二年(702)と伝えられ、祭神は日本武尊である。日本武尊をこの地の守護神として祭ると、どこからともなく白鶴が舞い降りてきて、社の中に入っていったという、白鳥神社の由来が付いている。この伝説から、社号を「白鳥宮」という。 延暦二十三年(804)、最澄が遣唐使として入唐の折、この神社に航海の安全を祈願したと伝え、無事帰国できたことを感謝して自作の十一面観音を納めたといい、この十一面観音は、現在、大宝寺に安置されているものという。 江戸時代には五島藩歴代藩主の信仰も篤く、明治七年、郷社になり、大正九年には県社に昇格している。五島随一の名社である。 例大祭は、九月十九日、二十、二十一日に行われる。十九日がお下りで、午前十一時ごろ神社で神事があり、神楽の一番「市舞」が奉納され御神幸となる。神社の前の浜から御座船に乗船して対岸の井持浦に上陸する。続いて町回りがあり、お旅所に入り、神事が行われる。神楽は、二十日の午後七時ごろから十時ごろまで、十七番奉納される。二十一日は町回りの後、桟橋から神社へ還御する。 (立平 進) |
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