
| 貝津獅子駒舞 (三井楽町) |

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勇壮、天狗と獅子の舞 三井楽町貝津郷の神社に古くから伝わる獅子舞で、正月行事の一つである。正月二日、貝津神社で「獅子起こしの儀」があり、翌三日には、貝津神社の氏子の家々を回って悪魔払いをし、座敷で獅子舞が披露される。 男獅子、女獅子に天狗の面をつけた猿田彦が組み太鼓と笛の音に合わせて舞う。氏子の中で太鼓方一人、笛方二人、舞い方四人、猿田彦一人の四方二組が、各戸ごとに受け持ちとして定められ、それぞれ家伝的に代々伝わっている。 舞いの構成は、三番からなる。 百獣の王である獅子を神の前に連れ出そうとする天狗と、それに抵抗する獅子のしぐさを表現した道中舞。 天狗に操られ疲れた獅子は寝てしまうが、天狗が突っつき起こすので、怒り狂い猛烈に天狗に襲いかかる獅子、それに負けじと戦う天狗の乱舞。 怒り狂った獅子も天狗の神業の前になす術もなく、天狗に従い神前で奉納舞を表現する宮巡り舞の形になっている。 平安時代、京都では正月に獅子、狛犬の舞が演じられたという記録もあり「獅子駒」の名が付いたとも考えられる。 この他、特別な舞として厄入、厄明、還暦、成人、結婚式などのとき、安泰を祈願した神楽舞がある。 (松崎 義治) |
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