ビワ物語
2003年6月1日、8日撮影
 全国に名だたる「茂木ビワ」。鮮やかなオレンジ色と、独特の甘さがフルーツ好きに人気があります。

 5月中旬から6月半ばごろ、長崎市茂木地区や西彼三和町など県内の主産地では、露地物の収穫と出荷に追われます。「茂木ビワ」のふるさと、長崎市茂木に近い田上地区の農家でその収穫風景を取材しました。

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収穫風景
 袋に入った果実の生長具合を一個一個丁寧に確認しています。ビワにとって致命傷の「打撲」を防ぐため、もぎ取った袋を丁寧にコンテナに入れています。
 この時期流通しているのはこの露地ビワです。

仕分け作業
 袋から出したビワを、機械を使って大きさごとに分けています。等級は農家の人の長年の勘です。
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出荷作業
 通称「ヒワ倉庫」です。長崎市北浦地区の転石集出荷場には周辺の柳山、木場、転石3地区から集められます。
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農産物即売所「びわっち」
 近郊農家が販売当日に持参します。新鮮な旬の野菜や果物などを買うことができます。旬の農産物を使ったアイスクリームが好評で、この時期はもちろんビワが主役です。
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【メ モ】
 (1)ビワの生産は全国で行われていますが、本県が全国生産量の4割近くを占めています。「茂木ビワ」の発祥は江戸時代後期の天保年間(1830―1843)ごろに、現在の長崎市北浦町に住んでいた三浦シオ(本名ワシ)が中国渡来の種を手に入れ、自宅そばに植えたのが始まりとされています。昭和27年に初めて東京に出荷されたのを契機に、順調に販路が進み、現在に至っています。

 (2)3月ごろからビワ畑は白い袋に覆われ、5月上旬から6月中ごろまで、農家の人たちは収穫に追われています。全農県本部によると、2003年の出荷量は前年と同程度の約1200トンで、キロ当たりの単価は800円前後に。例年に比べやや小ぶりなものの、好天に恵まれ、味はいいそうです。

 (3)「びわっち」の正式名称は「びわっちファーム 太陽の郷(さと)」(長崎市弥生町1248−35、電話095-832-6780)


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