西海橋 観潮会と桜 (佐世保市、西彼町)
2002年3月30日撮影

 佐世保市と西彼杵半島を結ぶ西海橋一帯で豪快な渦潮と満開のサクラが見られ、3月30、31の両日の「観潮会」では県内外から訪れた大勢の観光客を楽しませた。

 西海橋が架かる針尾(伊ノ浦)瀬戸は、佐世保、大村両湾の満潮、干潮の時間が約3時間ずれるため潮の流れが速く、海底が複雑な地形なので渦潮が発生する。「観潮会」が開かれた30日は好天に恵まれ、渦潮のピークの午後3時から約1時間は、橋の途中にある展望所や佐世保市側と西彼西彼町側の公園展望所には観光客が鈴なり、勇壮な渦潮と春の日差しに映える満開の桜という“自然の対照”に見入っていた。

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【西海橋メモ】

 西海橋は佐世保市と西彼杵(にしそのぎ)半島をつなぐ橋として、1955年(昭和30)に日本3大急潮の一つ「針尾瀬戸」にかけられました。全長316メートルのアーチ式で、海面からの高さは43メートル。当時、アーチ式の橋としては東洋一を誇りました。

 西海橋周辺の瀬戸を見下ろす丘一帯が「西海橋公園」で、約1500本の桜(ソメイヨシノ)があり名所として知られています。3月下旬〜4月上旬の花見シーズン中は「桜祭り」が開かれ、県内外から多く観光客が訪れます。

 西海橋の名物はなんといっても針尾瀬戸のうず潮。広大な大村湾の干満で海水が一度に狭い瀬戸を流れる時に渦が出来ます。見ごろは旧暦の3月3日の春の大潮で、毎年「観潮会」が催されています。また、周辺の磯は絶好の釣り場にもなっています。

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