長崎新聞「音読」キャンペーン
 長崎新聞社は「新聞音読」キャンペーンを行っています。昨年7月に「文字・活字文化振興法」が施行されましたが、弊社では「朝刊10分の音読で『脳力』が育つ」(PHP文庫)の著者であり、脳科学者である川島隆太東北大教授にスポットを当てたいと思います。そして、「10分間の新聞音読」を通して活字の力を再認識していこうという試みです。
 「声に出して活字を読むと脳が活性化する」と提唱する脳科学者の最新の研究成果を、皆さんもぜひ一度体感してみてください。
「脳力」アップのメカニズム 「新聞音読」に関するQ&A
3分間音読コーナー開始!! 「音読」小冊子プレゼント

▼川島教授からひとこと

川島教授 作業別、脳の活動範囲  「テレビやパソコンなどのIT機器が、暮らしを便利にしてくれた半面、私たちは頭を使わなくなっています。新聞を読まなくても、テレビやインターネットが情報を与えてくれるし、漢字は書かなくてもパソコンが変換してくれます。しかし、頭も体と同じように、使わないと衰えていきます。普段から積極的に頭を使って、脳を鍛えることが必要なのです。

 体を鍛えるには有酸素運動と筋トレが効果的ですが、脳のトレーニングでそれに当たるのが『音読』です。右図のように、音読しているときが、脳の広い範囲を最もよく使っているからです。

 この音読は、子どもはもちろん、ほとんどすべての人に効果があることが、私たちの実験で明らかになっています。例えば健康な成人で、もっと『脳力』アップしたい人や、物忘れが多い『脳の老化』が気になる人、さらに『認知症』と診断された人などです。

 実際に読み上げる教材としては、私はよく『新聞』をおすすめしています。新聞なら毎日読む人が多いので、あとはただ声に出して読むだけです」


(「新聞の音読10分で『脳力』アップ」より)