
▼川島教授からひとこと
「テレビやパソコンなどのIT機器が、暮らしを便利にしてくれた半面、私たちは頭を使わなくなっています。新聞を読まなくても、テレビやインターネットが情報を与えてくれるし、漢字は書かなくてもパソコンが変換してくれます。しかし、頭も体と同じように、使わないと衰えていきます。普段から積極的に頭を使って、脳を鍛えることが必要なのです。
体を鍛えるには有酸素運動と筋トレが効果的ですが、脳のトレーニングでそれに当たるのが『音読』です。右図のように、音読しているときが、脳の広い範囲を最もよく使っているからです。
この音読は、子どもはもちろん、ほとんどすべての人に効果があることが、私たちの実験で明らかになっています。例えば健康な成人で、もっと『脳力』アップしたい人や、物忘れが多い『脳の老化』が気になる人、さらに『認知症』と診断された人などです。
実際に読み上げる教材としては、私はよく『新聞』をおすすめしています。新聞なら毎日読む人が多いので、あとはただ声に出して読むだけです」
(「新聞の音読10分で『脳力』アップ」より)
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