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広がる交流の輪  心一つにPR部隊奔走

 佐世保市制百周年を前に二〇〇一年に結成された「させぼ飛躍年隊」。佐世保のPR部隊として、遠くは北海道や韓国・ソウルまで出向く。「させぼ飛躍年隊二〇〇六」の場合、その回数は五十回を超える。

 メンバーは固定ではない。それぞれ自分のチームに所属する”ライバル”同士が集い、九十九島の雄大な自然をイメージした曲「乾杯!九十九島」に乗せ、気持ちを一つにする。

 十月八日、福岡市で開かれた「ふくこいアジア祭り二〇〇六」に参加。飛躍年隊が踊り終わると、ひときわ大きい拍手がわいた。

 メンバーには佐世保からだけでなく、九州各地からも加わった。ふくこい―の宣伝隊「ふくこい踊り隊」の岩永洋さん(36)=同市西区=は「飛躍年隊は踊りの完成度が高く、あこがれのチームだった」と初めての飛躍年隊に興奮の様子。

させぼ飛躍年隊2006
ふくこいアジア祭り2006で踊るさせぼ飛躍年隊2006=10月8日、福岡市中央区
 この日は同市近郊であった「YOSAKOIかすや祭り」と「むなかたおどってん祭」にも参加。飛躍年隊の首藤登洋規さん(35)=佐世保市戸尾町=は「九州内では、佐世保はよさこいの町との反応があり、うれしい」と活動の手応えを語る。

 YOSAKOIさせぼ祭り実行委員長でもある竹本慶三隊長(56)は「飛躍年隊は笑顔あり涙ありで心の通う交流をしている。この地道な活動があったからこそ、多くのチームが佐世保に来るようになった」。交流の輪は着実に広がっている。


2006年10月26日長崎新聞掲載