宝船・七福神

 鍛冶屋町
鍛冶屋町

福を招く七福神と宝船で観客を引きつけた鍛冶屋町

福を招く踊りで魅了

 金銀さんごを積んだ宝船に七福神が乗って、諏訪の森の踊り馬場へやってきた。

 弁財天に毘沙門天(びしゃもんてん)、大黒天などがそれぞれ特徴的な演技をする「賑諏訪社宝入船(にぎおうやしろたからのいりふね)」を披露し、ゆったりとした踊りで観客を引き込んだ。

 満を持して登場した宝船は、迫力満点の引き回しで会場を沸かせた。そして一番の見せ場、7回転半へ。一度呼吸を整え、準備態勢を取る。長采(ながざい)の合図で、「ヤアッ」との掛け声とともに回りだした。必死の形相で船を回す根曳衆に、観衆は「ヨイヤー」の大合唱。七福神が出てきて船を招くと、割れんばかりに「モッテコーイ」の掛け声が響いた。

 七福神で福禄寿(ふくろくじゅ)を務めた岩永彩さん(18)は「衣装を着ると気持ちが入った。みなさんに福を与えるような踊りができた」と笑顔を見せた。

2009年10月8日長崎新聞掲載