龍踊り

大銅鑼や長喇叭に合わせ、所狭しと舞う龍踊り=長崎市上西山町、諏訪神社
踊り秋立つ 2009長崎くんち

<6完>


龍踊り(筑後町)

 迫力を増した「巴踊り」



 大銅鑼(どら)や長喇叭(らっぱ)の音に合わせて、青龍と白龍が所狭しと舞う−。

 今年で6回目の奉納となる筑後町の龍踊り。総勢約110人。3体の龍による奉納はまさに「圧巻」の一言だ。前回まで8人持ちだった白龍を今回大型に新調し、10人持ちに変えた。このため、青龍2体と白龍1体の計3体が一斉に舞う「巴(ともえ)踊り」は、一層迫力を増した。

 筑後町の参加者は、ほとんどが町外の人々で構成されている。竹の久保町に住み、龍衆を務める犬山修吾さん(33)もその中の一人。「幼いころから龍踊りにはあこがれていた」と話す。

 電力会社に勤務する犬山さん、実は7月まで福岡市の電力所に勤めていた。佐世保にいたころの上司で、今回の助監督を務める三浦利也さん(50)の誘いを受け参加を決意。職場の理解を得て、午前中に出勤し、午後から休みをとって長崎に通う日々が続いた。

 練習が終了した後、再びバスに乗り込み福岡へ。「帰り着くころには、もう夜の12時を過ぎていた」と話す。それでも、あこがれの龍踊りに参加できるということもあり、長崎に転勤となるまで、7月いっぱいその生活を続けた。

 「初の参加だが、見に来ている人や筑後町の人、これまで支えてきた人たちに恥じないような演技をしたい」と力を込めた。

2009年10月1日長崎新聞掲載