宝船に優雅さを加える七福神の本踊り=長崎市上西山町、諏訪神社
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宝船・七福神(鍛冶屋町)
「7」こだわり幸福運ぶ
金銀、さんご、綾錦(あやにしき)などを積んだ宝船に七福神。鍛冶屋町の奉納踊りはめでたいことこの上ない組み合わせ。今回、鍛冶屋町は七福神の「7」にこだわった。
華やかな宝船に勇壮さを加えるのが、根曳(ねびき)によるひき回し。初の試みで、最大の目玉となるのが宝船の7回転半。通常なら、回している間に中心からずれてしまうため、相当難易度の高い技だという。
その宝船に優雅さを加えるのが、七福神による本踊り「賑諏訪社宝入船(にぎおうやしろたからのいりふね)」。初の参加で、福禄寿(ふくろくじゅ)を務める岩永彩さん(18)は、「七福神の一人に選ばれたのがうれしかった」と話す。
練習が始まったのは、偶然にも7月7日。幼いころからあこがれていたというくんちに参加できるとあって、「楽しく練習できた」と笑顔を見せた。
岩永さんによると、福禄寿が持つひょうたんには、不老長寿の水が入っているといわれるが、酒が入っているとの話もあるという。「陽気なおじいさんというイメージです」と、自身の役柄について話した。
鍛冶屋町は、お稲荷(いなり)さんの化身であるキツネが、鍛冶屋を手伝って名刀を打ったという言い伝えに基づく、からくり仕掛けの傘鉾(かさぼこ)の飾物(だし)も魅力の一つ。
宝船が幸福を積んでやって来るのはもうすぐだ。
2009年9月30日長崎新聞掲載
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